2017 CJ DHI ウイングヒルズレースレポート前編

台風が近づいているため、レース当日は荒れそうな予報。去年の惨劇が思い返されます。

8月のダウンヒルシリーズから、なるべく間を空けずにウイングヒルズ白鳥のコースを走りました。課題に上げていたV3ジャンプは、まだ攻略出来ていませんが、雨ならどのみちちゃんとは飛べないので、今年も諦めることにしました。

9月14日木曜日

神奈川県の戸塚での仕事を終えて、そのまま東名高速を南下、岐阜を目指します。

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9月15日金曜日

日付を跨ぎ、朝5時過ぎにウイングヒルズに到着。寝ました。

ウイングヒルズは夏の営業を終え、週末のみの営業になっているのですが、レースが行われる今週だけ、金曜日にゴンドラが動きます。

早速、用意して、ドライコンディションのコースを走ります。公式練習は明日からなので、まだ、コーステープが張られていない場所も有り、色々な可能性を考えながら、走ってみます。

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最後の一本のつもりで走っていたら、コーステープを張り始めていたので、もう一本上がって、徒歩で確認しました。

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いつもの満天の湯で、風呂と夕食を済ませ、まだ星がくっきり見える夜空を見上げます。

「明日の9時くらいには降り始めるみたいよ」

みっちゃんのその言葉を合図のように、皆それぞれの寝床につきました。

9月16日土曜日

CJシリーズでは土曜日に行われることが多いダウンヒルですが、ここはダウンヒルのみの開催の為、日曜日が決勝日です。
なので、土曜日の今日は練習日です。
参加を確定させるためのライセンスコントロールを受け、背中のゼッケンを受け取りました。

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ゴンドラのチケットを購入して、いよいよ試走開始です。BodyArchitectのみんなでお揃いになったレインスーツを着て、雨の中路面を確認しながら走ります。

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降り続いているので、路面は泥が固まる事もなく、それなりにトラクションが掛かります。
しばらく、マジックマリーで走っていたのですが、路面を捉える感覚をより強くしたくて、ダーティーダンをテスト。この日は最終的にダーティーダンで走り続けました。

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台風は停滞しながらも、確実に影響を感じさせ、最悪の場合はタイムドセッションが最終リザルトになる可能性も、などと噂が広がりますが、タイムドセッションの後のチームマネージャーミーティングでは、時間を前倒しにし、予選無しの一発決勝で開催される事が発表になり、いよいよ腹を決めるしかありません。

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そのタイムドセッションは、荒れてきた路面に翻弄され、ロックセクションでは転倒してしまって散々な結果。重たい気持ちで、後片付けをしました。

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館兄 (たちあに)

自転車乗り。  MTBダウンヒル&エンデューロアスリート。 MTBダウンヒル世界選手権60歳クラスで世界一になることを目標に、日々を過ごす。その後、80歳までチャレンジすることを企んでいる。 2014年エンデューロワールドシリーズ40+クラス:総合13位。 2014年MTB全日本選手権ダウンヒル40代クラス全日本チャンピオン。 日本人唯一のSPINNING® マスターインストラクター。 鼻緒のトレーナーとして知られる。 焚き火評論家